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番外編・・・ うつ病あれこれ・・・その5 うつ病とノイローゼ(神経症) ① [<番外 うつ病編>]

※何人かの方にメールを頂いて、まだお返事出来ないでいます。 ごめんなさい。 昔から、たかがメールですが、結構時間をかけて書く癖がありました。 出来ることが無制限ではない今は、申し訳ありませんが日記の更新や掲示板の書きこみの方を優先させています。 ですから、メールのお返事、もうしばらくお待ちください。 必ずお返事します。



うつ病歴25回というのを聞いて、びっくりされた方もいらっしゃると思う。

でも実は、そのうち20回位は未治療だったのだ。
治療さえ早く始めていたら、こんなばかな回数うつ病を重ねることはなかっただろう。

治療をしなかった理由は、自分がうつ病という病気であるという自覚がなかったからに他ならない。

そもそも最初のうつ状態を経験したのが18才頃で(もしかしたらもう少し早いかもしれないが・・・)、以来毎年のように春になると調子を崩した。

病気の影響か、気分がとても変わり易かった。
自分では一生懸命隠しているつもりだったが、自分の気分の浮き沈みは、見る人が見ると良くわかるらしかった。(当時の心理学の先生に言い当てられた。)

とにかく、自分の気分が一年に一度位ひどく落ちこむのと、毎日の気分の上がり下がりがある事とが、最大の気がかりだった。

もちろん、暗い性格や、親がいないと何ひとつ出来ない未熟さもいやだった。

ところが、それらの全てが座禅によって解決されてしまったのだ。

座禅を知ってから10年間というもの、座禅をしている限り毎日の気分の波にも、毎年の落ちこみにも、無縁の日々が続いた。

いや正確に言うと7年目頃から、一年に一度2ヶ月くらい「座禅が上手に組めない」という症状に陥った。あとから考えると、これが他ならぬうつ状態であったのだが・・・。

私は座禅でノイローゼに勝った!
そう考えて、有頂天だった。

そう、私は長いこと自分の症状をノイローゼとばかり思っていた。

そもそもうつ病という言葉が、こんなにも身近になったのは一体いつ頃からだろう。

少なくても20年前は違った。
Aさんはノイローゼで会社をやめた。Bさんは優等生だったが、このところノイローゼ気味で成績がふるわない。Cさんはノイローゼが昂じて、自殺したらしい・・・。

すべてすべて、ノイローゼという言葉一つで片付けられていた。

ノイローゼというのをそのまま訳すと神経症となる。
現在では、パニック障害、強迫神経症、不安神経症、抑うつ神経症などという言葉がおなじみかもしれない。

いろいろな本で、うつ病という言葉も知ってはいた。
ただ、自分がノイローゼでなくて、うつ病であるという自覚は全く無かった。

うつ病というのは、そもそも死にたくなる病気であると思っていた。
死にたくなるほどひどい状態はそれまで経験したことがなかった。
だから、自分がうつ病であるはずがない。
単純な結論だった。

カテゴリー健康・メンタルヘルスから始めていらっしゃたお客様、どうもお越し頂き有難うございました。 いつも明るい「九子のダメ母の証(あかし)日記」を書いております九子ですが、体調不良のためお休みさせて頂いて、しばらくの間このカテゴリーで書かせて頂くつもりです。 以前の日記はほとんど全て、もしかしたらウツ状態にあるあなたがお読みになるには、明る過ぎて不適当だと思います。 本当に元気になられて、明るい話題が欲しくなった時に、覚えておいて読んで頂けたら嬉しいです。 あなたが一日も早く元気を取り戻されますように・・・・。
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