おかあさんと呼ばせたい [<九子の万華鏡>]
タイトルを見て、まぶたの母九子が、幼い頃別れた会えない子を思って泣いている場面を想像して読み始めて下さった方にはお気の毒である。話は呼び名のことである。( ^-^)
たぶん日本中の多くの方々が、両親をおかあさん、おとうさんと呼び、子供たちにもそう呼ばせていらっしゃることだろう。
正解である!・・・と、九子は思う。
我が家はなぜか、パパ、ママである。
九子自身が、小さい頃から両親をパパ、ママと呼んでいた。
たぶん両親は違うはずだ。
特に母などは戦中派。パパママなどという敵製用語が許されるはずも無い。
とにかく自分がそう呼んでいるものだから、子供たちはおのずとそう呼ばせるようになってしまった。
これが今思うと失敗のはじまりである。
M氏の実家の義姉はえらい!
(・・・・と書いたがゆえに、M氏がマスオさんであることがあなたにわかってしまいましたね・・・・(^^;)
息子二人は、小さい頃こそパパママだったが、たぶん小学校に上がる頃から、おとうさん、おかあさんに言いなおさせた。
さすが、聞きしに勝る賢いお嫁さんである。
とにかくM氏の実家のN家は、親戚中が集まるお客さんの多い家で、しかも田舎の旧家。
ただでさえ忙しいのだから、子供など連れていった日には嫌な顔されて当然なのに、優しい義姉は、土曜日毎にコブ付きで(^^;帰ってくるM氏を、いつも変わらぬ笑顔で迎えてくれた。
だけど考えてみると変だよねえ。
お嫁さんが毎週実家に帰ってたら、一昔前ならいろいろ言われたはずだ。
それが、オムコさんなら笑顔で行ってらっしゃいだ。
理由は簡単。手のかかる子供達を連れていってくれたから・・・。(^^;
そして義姉は、「もう家には小さい子供がいないから、可愛いのよ。」と言いながら、子供達の面倒を見続けてくれた。
その間、M氏とお義兄さんはどうしているかって?
二人仲良く、近くのパチンコやでパチンコをやっているのである。(^^;
つくづく義姉が、人間の出来ている人で助かった。
お義姉さん、いつも感謝であります。m(_ _)m
それはともかく・・・。
パパママと呼ばせていると、特に男の子の場合に被害が深刻だ。
二十歳すぎてからパパママでは、冬彦さん(これも古くなってしまいましたねえ(^^;)、つまりマザーコンプレックス男を連想させて、もらい手がなくなりそうだ。
だからうちの男の子たちは、極力呼びかけをさける。
ねえ~、あのさあ~、とか、その類である。
友達に話すときは「うちの親」と話している。まあこれは賢い言い方かもしれない。
ねえ、あのさあ・・・で思い出したが、電話口で自分の名前を言うのも気恥ずかしい息子もいる。
出ると「あっ、オレだけど・・・」
オレったって、うちには3人息子がいるんだよ。しかも声が似てるんだから、一体誰なのよ?
時おりしも、全国でオレオレ詐欺というのが流行って、お年寄りが騙された。(そして九子までも・・・。(^^;)それを良い潮時に、名前を名乗らせるのに成功した。
とにかく、そんな風に気にはしているものの、呼びかける時は言いなれた「パパ、ママ」になってしまうようである。もちろん、そばに友達が居る時は当然気をつかってる。(^^;
だけど考えてみると、パパ、ママってのは必ず実の両親をあらわす呼び名だ。
(まあたまには、ホステスさんだったり、パトロンさんだったりもするが・・(^^;)
お嫁さんが舅姑をパパ、ママと呼んでいるのを聞いた事が無い。
そう考えると、実の親子ですよっていうシグナルにはなるかもしれない。
メダルラッシュのアテネオリンピックでも、さまざまなドラマがあった。
中で家族の絆の強さと言えば、浜口京子選手とアニマル浜口父子だろう。
あんなしようもない(^^;お父さんでも、素直にハイ、ハイとうなずく京子選手の姿に、目頭が熱くなったのは九子だけではないだろう。
「メダルは銅だったけれど、素晴らしい経験をさせてもらった。」と笑顔で語る浜口選手の表情も美しかったけれど、彼女のおとうさん、おかあさんという呼びかけは、本当に幸福な日本の家族を想像させた。
彼女の家庭の、抱きついたりキスをしたりという日本人にしてはいささかオーバーな愛情表現も、おとうさん、おかあさんだったから、すんなりと受け止められたように思う。
やっぱ日本人はおとうさん、おかあさんよね。
いまさら言っても仕方ない事を、九子はつぶやく・・・・。
そんなことより、ひょっとするともうすぐそこまで、「おばあちゃん」と呼ばせたくない問題が迫っている年だというのに・・・。
(ううっ、言いたくなかった(^^;)
たぶん日本中の多くの方々が、両親をおかあさん、おとうさんと呼び、子供たちにもそう呼ばせていらっしゃることだろう。
正解である!・・・と、九子は思う。
我が家はなぜか、パパ、ママである。
九子自身が、小さい頃から両親をパパ、ママと呼んでいた。
たぶん両親は違うはずだ。
特に母などは戦中派。パパママなどという敵製用語が許されるはずも無い。
とにかく自分がそう呼んでいるものだから、子供たちはおのずとそう呼ばせるようになってしまった。
これが今思うと失敗のはじまりである。
M氏の実家の義姉はえらい!
(・・・・と書いたがゆえに、M氏がマスオさんであることがあなたにわかってしまいましたね・・・・(^^;)
息子二人は、小さい頃こそパパママだったが、たぶん小学校に上がる頃から、おとうさん、おかあさんに言いなおさせた。
さすが、聞きしに勝る賢いお嫁さんである。
とにかくM氏の実家のN家は、親戚中が集まるお客さんの多い家で、しかも田舎の旧家。
ただでさえ忙しいのだから、子供など連れていった日には嫌な顔されて当然なのに、優しい義姉は、土曜日毎にコブ付きで(^^;帰ってくるM氏を、いつも変わらぬ笑顔で迎えてくれた。
だけど考えてみると変だよねえ。
お嫁さんが毎週実家に帰ってたら、一昔前ならいろいろ言われたはずだ。
それが、オムコさんなら笑顔で行ってらっしゃいだ。
理由は簡単。手のかかる子供達を連れていってくれたから・・・。(^^;
そして義姉は、「もう家には小さい子供がいないから、可愛いのよ。」と言いながら、子供達の面倒を見続けてくれた。
その間、M氏とお義兄さんはどうしているかって?
二人仲良く、近くのパチンコやでパチンコをやっているのである。(^^;
つくづく義姉が、人間の出来ている人で助かった。
お義姉さん、いつも感謝であります。m(_ _)m
それはともかく・・・。
パパママと呼ばせていると、特に男の子の場合に被害が深刻だ。
二十歳すぎてからパパママでは、冬彦さん(これも古くなってしまいましたねえ(^^;)、つまりマザーコンプレックス男を連想させて、もらい手がなくなりそうだ。
だからうちの男の子たちは、極力呼びかけをさける。
ねえ~、あのさあ~、とか、その類である。
友達に話すときは「うちの親」と話している。まあこれは賢い言い方かもしれない。
ねえ、あのさあ・・・で思い出したが、電話口で自分の名前を言うのも気恥ずかしい息子もいる。
出ると「あっ、オレだけど・・・」
オレったって、うちには3人息子がいるんだよ。しかも声が似てるんだから、一体誰なのよ?
時おりしも、全国でオレオレ詐欺というのが流行って、お年寄りが騙された。(そして九子までも・・・。(^^;)それを良い潮時に、名前を名乗らせるのに成功した。
とにかく、そんな風に気にはしているものの、呼びかける時は言いなれた「パパ、ママ」になってしまうようである。もちろん、そばに友達が居る時は当然気をつかってる。(^^;
だけど考えてみると、パパ、ママってのは必ず実の両親をあらわす呼び名だ。
(まあたまには、ホステスさんだったり、パトロンさんだったりもするが・・(^^;)
お嫁さんが舅姑をパパ、ママと呼んでいるのを聞いた事が無い。
そう考えると、実の親子ですよっていうシグナルにはなるかもしれない。
メダルラッシュのアテネオリンピックでも、さまざまなドラマがあった。
中で家族の絆の強さと言えば、浜口京子選手とアニマル浜口父子だろう。
あんなしようもない(^^;お父さんでも、素直にハイ、ハイとうなずく京子選手の姿に、目頭が熱くなったのは九子だけではないだろう。
「メダルは銅だったけれど、素晴らしい経験をさせてもらった。」と笑顔で語る浜口選手の表情も美しかったけれど、彼女のおとうさん、おかあさんという呼びかけは、本当に幸福な日本の家族を想像させた。
彼女の家庭の、抱きついたりキスをしたりという日本人にしてはいささかオーバーな愛情表現も、おとうさん、おかあさんだったから、すんなりと受け止められたように思う。
やっぱ日本人はおとうさん、おかあさんよね。
いまさら言っても仕方ない事を、九子はつぶやく・・・・。
そんなことより、ひょっとするともうすぐそこまで、「おばあちゃん」と呼ばせたくない問題が迫っている年だというのに・・・。
(ううっ、言いたくなかった(^^;)
[パパと呼ばないで…]
うちは子供がまだおなかにいるうちから、夫が
「子供には絶対、お父さん、お母さんとよばせる。
パパ、ママって飲み屋じゃないんだからな~」
と言ってずっとお父さん、お母さんです。
娘が小さいときは「ママ」と呼ぶのにあこがれていたみたいですが、なぜか父親には「パパ」とという呼び名が合わないと子供ながら察したのか(?)ときどき、「とおちゃん」と呼んでいました。夫はごくまれに昼間、一時帰宅するときがあって、娘が外で遊んでいたときに帰ってきたときがあったんです。父親を見かけた娘は
「あ~とおちゃんが帰ってきた!“とおちゃ~ん、とおちゃん”」
とアパート中に響き渡るような大声で連呼しながら、戻ってきたことがあって、夫婦で恥ずかしい思いをしたことがありました。
公衆の面前で「とおちゃん」はないでしょう…。(-_-+
しかも、いつも家では「お父さん」と呼んでいるのに…。
なぜあのとき彼女がそう呼んだのかいまだに疑問です。
九子さんのご主人のご実家のお嫁さん
>さすが、聞きしに勝る賢いお嫁さんである。
すごいですね。家の夫の実家も義兄夫婦が義母と同居していますが、この義母がすごいやり手な義母でして、よぽぽはいつもタジタジです。しかし、この義母と毎日生活している義姉はすごい…。私立中学校の教員をしているのですけど、すごい頭が切れる上に、やっぱり義母に負けないやり手でして…、私なんぞは盆正月に上げ膳据え膳でボーっと過ごしております。
にも関わらず、(今でこそなれましたが、)昔は、2日ほどの滞在で親子ともどもくたくたになって帰ってきました。あまりにも家のペースと違うからです。
最近では、ター坊が、
「ぼく、おばあちゃんち子でなくて良かった。おかあさんがいい加減な人でよかったよ(ん???)」
と、帰り際にボソッと言ってました。え~、いつもは
「お母さんは細かいことにうるさすぎるっ!」
って文句ばかり言ってるくせにね~。
そんな家で暮らしている義姉は私の尊敬する人物です。
by よぽぽ (2004-09-26 15:06)
[お返事消えていました。すみません。]
昨晩書いたはずのコメントが無い!
夜はマイぷれすが事のほか重いようで、やっと書き終えたコメントを投稿したはずが、確認画面が出る前によそへ移ってしまったのが原因のようです。ごめんなさい。
お義姉さん、凄いですねえ。
ほんと、お嫁さんに来る人って、それなりのものが備わってる気がしませんか?世の中よく出来てるって感じです。
義姉は手早ですが、義母がノンキな人だったので、うちそのもののリズムはゆったりしていると思います。
確かにありますよね。家のリズムって。
うちなんか、行動派家族からしたら、時間の無駄使いの典型みたいなうちですから、やっぱり義母さんのおうちに行ったら、焦るでしょう。
でもみんなそれで満足してるんだから、いいよね。( ^-^)
うちも子どもに言われます。
「パパとママがいい加減で良かった。」って。(^^;
by 九子 (2004-09-27 12:16)
[呼び方]
うちは、長女と次女までは「おとうさん、おかあさん」
でした。それが、三女は周りがパパ、ママでしたから、
パパ、ママって言うことのほうが多いですね。
それが伝染して、長女なんかもパパ、ママの時もあるし、
お父さん、お母さんの時もあるし。
でも、お父さん、お母さんて言われることのほうが多いね。
私と夫は自分で、パパ、ママっていうことないですよ。
私と夫はお父さん、お母さんですし、義父母も私たちの
ことを孫に言う時、お父さん、お母さんて言ってますね。
だから、私が義父と夫の前で「おとうさん」と呼ぶと
どちらも返事したりね。
うちの夫の姉も同居してますが、よくやってますよ。
私なんか、本当にだめだなあって思います。
私は同居しているほうとしてはかなり自由にきままに
やれてる方だと思っていますが、同居でない、自分たち
家族だけで住んでいらっしゃる人はやっぱりうらやま
しいです。
食事は別にしてますが、いろいろ小さなトラブル、我慢は
日常茶飯事ですからね。
その家族家族、リズムがあって、やり方がある。
それでいいんですよね。他の家族と比べると不満が出てき
たりするから。
そうそう、うちの夫は自分の両親のことをパパママと呼ん
でたみたい。大きくなって、そういうのが恥ずかくなって
呼び方を変えたので、自分の子どもたちには最初からパパ
ママと呼ばせたくなかったみたい。
by チョッコ (2004-09-28 12:02)
[チョッコさんところは同居なんですね。]
>食事は別にしてますが、いろいろ小さなトラブル、我慢は
日常茶飯事ですからね。
たぶんそうだと思います・・なんてわかった風に言いますが、毎日の小さなトラブルの積み重ねが、気持が弱くなっているときにはずっしり来るものだろうと推察します。
私は最初から「お前は嫁に出すつもりで育てた娘じゃない!」と父に言われてましたから、なんとなく両親と一緒に暮らすのが当たり前みたいに育ってきて・・・。
結論から言えば、確かにお嫁に行っても今ごろ出戻ってた可能性100%のわがまま娘です。(^^;
このあいだ宮内庁が発表したビデオで、愛子さまがパパ、ママでしたね。ちょっとびっくりしましたが、きっとまた小学校になるくらいから「おたたさま、おもうさま」になるのでしょうね。( ^-^)
by 九子 (2004-09-28 22:37)