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さらば、マイぷれす [<その他>]

無料ブログサイト「マイぷれす」がこのたび9年にわたるサービスを終了することになった。

九子は2003年10月にブログを始めている。マイぷれすが始まって半年ほどで書き始めた事になる。
こう見えても割合年季は入っているのだ。( ^-^)
ただ更新のペースがいかんせん長すぎる。(^^;;

でも最初の頃は、きちんきちんと三日に一度更新していた。

そもそも「九子のダメ母の証(あかし)日記」というタイトルに忠実に、今日はこんなドジをしましたというのをずっと書き続けて、1年経ったら止めるつもりだった。

マイぷれすに書いた紹介文はこうだった。


<マイぷれすの紹介文>

登場人物 九子、5人の子供達(上から順に R、S、Y、N子、M子)
M氏・・・九子の夫くん、九子の両親、他


実は3男2女の母である九子はしかし、出来過ぎ母になんでもやってもらって育ってしまった一人娘ゆえ、トロくてなんにも出来ない落第母である。

子供を産んでからも事情は変わらず、大変なところはみんなやってもらう「生むだけ母」でもあった。でも今振り返ってみると、「ダメ母で良かった!」と思う。そんな思いを書いたのが笠原十兵衛薬局のHPにある「ダメ母のすすめ」だ。

ところがここでちょっとした誤算があった。世の薬剤師方がよほど優秀なせいだろう。「いやしくも薬剤師の九子さんが、そんなにトロい訳ないじゃない。信じられないわ。」という反応である。

そこで、いくらなんでも薬局のHPにはあぶなっかしくて載せられないことを、この日記に書いて行く事にした。要するに九子のドジ日記である。多分すぐにでも種切れでおしまいになることを信じたい。

尚、もし暇と興味がおありなら、坐禅とうつ病の話に出てくる笠原十子と朝原九子の証言もついでに読んで頂くと、こういう人間が育ちあがった訳がわかるかもしれない。

そもそも、ダメ母の前はダメ人間。根暗のダメ人間から明るいダメ母へ。華麗なる変身を遂げたその理由は・・・・?とにかく読んで見てね。( ^-^)

あっ、初めて告白しますが、十子ちゃんというのも私のことですからね。( ^-^)


当時はまだ長男が二十歳で末娘が小6の頃。九子もしっかり母親だった訳だ。(^^;;

九子は何度も言うように薬局の一人娘に生まれたからしかたなく薬大へ行ったが、頭の中は生っ粋の文科系だ。

友人は少なかったが(^^;;、でも手紙やメールは毎日のように書いていた。
九子の文通相手の中には、御年90歳の村井昌治先生もいらした。”The Falk Tale of Shinano”「信濃の民話」を英訳された英語の大家だ。こういう地元の有名人とは、たいてい父を通して知り合った。

とは言えまとまった文章を書くのは毎年の年賀状に頭を絞るくらいで、あとは子供たちの文集や活禅寺の機関紙の原稿を頼まれた時くらい。

正直、こんなに長く書き続ける事になろうとは思っても居なかった。

ちょっとした転機になったのは最初の頃に書いた「銀杏談義」だろうか。ダメ母日記だけじゃなくて、こういうのもいいかな?と思い始めた。

書き進めるうちに、自分は書く事が好きなんだという事を再認識し、我ながら上手に書けた時の喜びを体験し、際限なくとは言わないがこれからもまだまだ書けるかもしれない・・・などと夢を持っている。

こうやって書く機会と書く場を与えてもらったからはじめてわかったことだった。


考えてみると九子は小さい頃からずっと一人ぼっちだった。もちろん両親にも祖父母にも十分すぎるほど可愛がってもらったが、友達と遊ぶと言う経験が少なくていつも家の中に居たので、テレビを見る以外は一人の時間が長かった。その上、手足を動かす事は大嫌い。根っからの怠け者なのである。(^^;;

そうなるとおのずと頭の中で考えをめぐらすしかない。とは言え、決して創造的な頭の使い方ではなく、
考えても考えても大して役に立たない事を考えるだけ。(^^;;

そういう言わば妄想癖は、九子が覚えている限り小学校低学年にはもう出来上がっていた。

友達の居ない九子ちゃんは、一人教室に残ってガラス窓から校庭で遊んでいる友達をじっと眺めていた。時折先生に促されて仲間に入る事はあっても、九子は決して楽しんでなどいないのだ。
そうすれば先生が誉めてくれるだろうと思うだけで、なわとびもドッジボールも鉄ぼうも鬼ごっこも、はっきり言って何が楽しいのか全然わからなかった。

こういうのって「自律性」っていうんだよね。自分のやりたい事がわかっていて自分から行動を起こす力。
自分から遊べる子供の自律性は高い。
いつも出来すぎ母の指示待ちをしていた九子の自律性は極端に低かった。

中学、高校と進んでも、事情はほとんど変わらず。
同じ班の子たちや同じ部活の子たちとはそこそこ楽しくやっているが、学校を離れたらもうそれまで。
何しろぬくぬくのお家が大好きだったから。( ^-^)

あっ、高校時代はそれでも割合楽しかったかな?優等生を脱する覚悟ができたからね。( ^-^)

その高校時代に、一年間だけ教えてもらった国語の先生が九子に自信を与えてくれた。

そもそも九子は国語の勉強をほとんどしたことがなかった。テストの前は漢字練習を20分ほどするだけ。
自慢じゃないが高校時代、本も一冊も読んだ事が無かった。まあ、国語は入試に関係ないやと思ってたのかもしれないけど・・・。

それでも3年間、どういう訳だか国語の成績は常に10だった。
必死に勉強するのに、どうやったって万年9の英語とは対照的だった。

ある時先生が絶対に90点を取れない様に作ったというテストで、九子は一人90点を越えた。その時先生は「このテストで90点を越えた奴は天才か気違いだ!」と言われた。

ブログを始めて、この世の中には天才か気違いがそこらじゅうに溢れていることを知った。
それでもへこたれた時にはその言葉をよりどころとしている馬鹿な九子である。(^^;;

それに、今になるとやっぱり努力して勉強したことのほうが役に立っていることがよくわかる。
必死で覚えた英語の知識は今でも十分通用するが、ほとんどすべてを勘に頼っていた国語のノウハウは、娘や息子に教えようったって伝わらない。(^^;;


そんな訳で万が一九子に国語力があったとしても、書く材料がなければ書き続けることは出来ない。
ある日ふと、もしかしたら九子に染み付いた役に立たない妄想癖が書く材料の調達に寄与しているのかもしれないと思った。

いつも言うけど、九子に友達が少ないのはきっと一人でも十分楽しいからだ。
考え事をしているとすぐに時間が経ってしまう。

考え事のその上に、過去を反芻する癖もある。
楽しかった事、どきどきした事、悲しかった事、ああすれば良かったなあと思う事、そういう事を思い出してはにやにやしたり、はらはらしたり、無念に思ったり・・・。

そんな事、何度考えても未来にはつながらない。わかっちゃいるけどやめられないのである。
そんな中でたまには一つ一つの経験を普遍化して考えをまとめる事もあった。

無駄と言えば無駄な時間の使い方なのかもしれないけれど、ブログを書き始めてからその無駄な時間に価値が在ったような気がしてきた。

そんな気持ちを後押ししてくれたのが、「人生のほんとう」などの名著を何冊も残され、若くして病死された池田晶子さんのこんな言葉だった。


「私は、ひとりでいることがまるで平気、むしろその方が好ましいのですが(中略)、ひとりで自分を味わい、思索することの面白さ、一度これを覚えると、他人との関係にはさほど執着しなくなるようです。いや、むしろ逆に、孤独の豊かさを知っているからこそ、他人との関係も本当に楽しむことができるようになると言えましょう。
なぜなら他人との関係とは、その他人の中に自己を見ることに他ならないからです。自己認識が深いほど、関係は深く充実したものになるはずです。(略)」  

<死とは何か>より

もちろん九子の場合は池田晶子さんのような崇高な孤独ではありえない訳だが・・。(^^;;


マイぷれすは小さいブログサイトだったが、創生期からある正統派で良質なブログサイトだった。
そしてなぜか検索に良く引っかかった。

ブログを続けるうちに、以前はほとんど検索に引っかからなかった「雲切目薬」が上位に出てくるようになった。
「疲れ目 目薬」でも「かすみ目 目薬」でも100ページめくってもダメだったのに、2ページ目くらいに「雲切目薬」を発見した時は嬉しかった。( ^-^)

ダメ母、ダメ薬剤師のブログという性質上さすがに薬局のホームページからは表立ってリンクしていなかったが(^^;;、ブログの方からは薬局に積極的にリンクしていたのが功を奏したらしかった。

「九子」と検索すると、一番最初に出てくるのがマイぷれすのブログだ。この順位はリンクされてる薬局の順位にも当然影響し、Google adwardsというおこずかい程度の金額で出来る検索広告でも表示位置を押し上げる。

現在Googleで「花粉症 目薬」と検索すると上か右側の一番わかりやすい位置に表示されるはずの「雲切目薬」のリンクも、もしもマイぷれすが消えてしまったらどうなってしまうんだろうかと少々心配になる。


いずれにしてもマイぷれすはあと10日ほどで消えてしまう。
マイぷれすでブログを始めてよかったと、今、心底そう思う。

孤軍奮闘の管理人のサンドさん、長い間ご苦労様でした。m(_)m



★九子のダメ母の証(あかし)日記はこれからもso-netで「九子のダメ母の証(あかし)日記 in so-net」として、まだだらだらと(^^;;書いていく予定です。


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away

九子さん、こんばんは。
お互い本当にマイプレスにはお世話になりましたよね。
僕も大変寂しい気持ちを禁じ得ません。

不思議なご縁でまたso-net仲間となりましたね。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
by away (2012-02-10 20:41) 

轟 拳一狼

九子さん、おはようございます。

こちらにも追いかけてまいりました。これからも相手をしてやってください。

どうぞよろしくお願いいたします。


by 轟 拳一狼 (2012-02-11 06:55) 

島猫

ご無沙汰してました。
あと2ヵ月ほどで京都は桜の素晴らしい季節になります^^
またいっぱい写真を撮りたいと思います。遊びに来て下さいね(^^)
by 島猫 (2012-02-11 17:11) 

九子

awayさん!( ^-^)
おいでいただいて有難うございます。

so-netのお仲間が自分にしてはたくさん出来まして、なかなかマイぷれすの方まで手が回らないと言う現状でしたので、awayさんとこうしてまた御一緒出来るのは何より嬉しいです。

たまには本家の方も見たいです。( ^-^)

これからもよろしく!
by 九子 (2012-02-12 14:12) 

九子

拳一狼さん、ごていねいにこちらまで。(^^;;
よろしくお願いします。( ^-^)
by 九子 (2012-02-12 14:15) 

九子

島猫さん、コメント有難うございました。( ^-^)
島猫さんのブログを拝見して、京都って良いなと思いました。
考えてみると京都にあんなにお寺がたくさんあるのは、出世コースからはずれた次男三男とか、夫に先立たれた未亡人とか、仏門に入る人が多かったからなんですね、きっと。
娘が神戸にいるうちに、京都も行ってみたいです。( ^-^)

島猫さん、ブログ左側上にお知らせがありますが、メールを一本頂戴できませんか?お待ちしています。
by 九子 (2012-02-12 14:47) 

お夕

こんばんは。

こちらでのコメントは、初めてとなります。

これからもよろしくお願いいたしますね。

「継続は力なり」

私も頑張ります!


by お夕 (2012-02-12 22:03) 

九子

お夕さん、こんにちわ。
いつもコメント有難うございます。m(_)m

こちらこそ、これからもずっと仲良くさせてくださいね。( ^-^)

木枯し紋次郎さん一つだけでこんなにたくさん書くことが出来るのだからお夕さんもすごい!これからも読ませて頂きますね、まとめ読みですみません。(^^;;
by 九子 (2012-02-13 11:58) 

Muran

一年生になった~ら
ともだち百人できるかな。
これ、罪作りな歌ですね。
ひとりで十分、みたいな歌、
あるといいと思ったりします。
社会のなかで一人っ子が少なかった時代、
そういう時代が日本の歴史でしたね。
でもこれからは違いますね。
ひとりの子供が増えてきて
おとなも自分を見つめる余裕が求められて
時代が変わっていくのでしょうね。

by Muran (2012-02-16 13:32) 

九子

Muranさん、こんばんわ。( ^-^)

>一年生になった~ら
ともだち百人できるかな。
これ、罪作りな歌ですね。

Muranさんにそう言って頂くと元気が出ます。( ^-^)

昔子供が通っていた幼稚園の入り口に「みんななかよく」という標語が掲げられていたのですが、いつの間にか取り去られていました。
時代・・かもしれませんね。

>おとなも自分を見つめる余裕が求められて
ああ、そういう事があるんですね!

おっしゃるとおり子供の数が減っているので相対的に一人っ子は増えてますよね。賢い母親は特に男の子の場合、群れの中で生きられるように一人息子を育てると言います。

それもうまくいくといいのですが、なかなか難しいものがありそうです。

「一人が楽しい子は一人で居ていいんだよ。」と小学校の時に言われていたらもっと楽だったかもしれないと思うことはありますが、自分が「一人が楽しい一人息子」の母親だったら、それを悠然と構えてはいられなかっただろうなあと思います。

いずれにせよ、Muranさんのお母様は素晴らしいお母様だと思いますよ。
( ^-^)
by 九子 (2012-02-16 22:44) 

リンさん

九子さん、ブログの大先輩だったんですね。
私は3年くらいですが、最初はどんな書き込みが来るのかドキドキでした。
みなさん、優しくてホッとしました。

家族とも友達とも違う、こんなつながりもいいですよね。
by リンさん (2012-02-18 17:32) 

九子

リンさん、こんばんわ。( ^-^)
コメント有難う。

いえいえ、私はただ、早くから始めたと言うだけで、実質は多くありませんから・・。(^^;;

リンさんは凄い!すごい想像力です。
あなたこそ天才(か気ちがい)(^^;;
いつも本当にうらやましいと思って読ませて頂いています。

>家族とも友達とも違う、こんなつながりもいいですよね。

本当にそうですね。
友達に関してのコメントはなかなか出来ない九子ですけど・・。(^^;;

いずれにしてもso-netのお仲間にして頂いて本当に良かったと感謝しています。これからもよろしくね。( ^-^)
by 九子 (2012-02-18 23:00) 

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