Acronis True Image とAosBox cool [<その他>]
一番感ずるのは、おしゃべりしながら食事をする時。
おしゃべりする分、食事が遅くなって食べきれない。
そんな簡単なことからしてそうなのだから、それ以外のことも推して知るべしだ。
ブログの更新が少々遅れたのは、一年間使ったAcronis True Imageというバックアップソフトの契約を更新しようかどうかで迷っていたからだ。結局選んだのはAOSBOXcool という初めて聞くものだった。
いつも言うように、九子の最後の決め手は安さである!
一か月500円で、無制限にクラウドストレージが使えるという殺し文句にしてやられた。(^^;;
まあ、でも「してやられた」って訳でもない。使ってみたら、なかなか良い!
実は九子にはこの二つのソフトを論じる資格は無いのだ。
なぜって、九子がAcronis True Imageの全体像をつかみかけたのは、もう更新まで数週間という頃になってからだった。ほとんど訳わからずに一年が経ってしまった訳だ。
このソフト、なんとなくそっけないのだ。
なるほど説明はホームページを見れば事細やかに出ていた。でもなかなかそこまでたどり着けなかった。
すぐに目に見えるところに書いてあるのは、購入後3か月を過ぎてからは電話でのサポートは有料、それも一回3000円也!
フォーラムもあるが、英語だからう~んという感じ。
九子は3台のコンピュータ向けクラウド250ギガプランを買ったが、とにかく外付けドライブの中でキノコのように増殖して、すぐにドライブの空き容量をいっぱいにしつくしてしまうバックアップファイルの中で、どれが削除できて、どれが出来ないのかを知るすべがない。
結局外付けドライブがいっぱいになったところで、それ以上のバックアップは中止となった。
じゃあ、クラウドバックアップの方はどうか?
3台プランだったが実質は2台のコンピュータ。それで250ギガを分け合うのだ。やっぱり厳しい!
クラウドの容量に縛られずに、好きなファイルを好きなだけ放り込めるプランが欲しかった!
それで行き着いたのがAosBox cool だった。
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一か月500円で容量無制限!本当に無制限なの?
びっくりした! 制限はあるにはあった。16EBだそうだ。
これは1600万TBに相当するんだそうだ!
東京の人間一人一人に1TBづつ貸しても、まだおつりが来るってか?
それならもう、なんでもかんでも放り込むしかない!
ところがそう簡単には問屋はおろさない。
バックアップしてくれるのはCドライブのみという制限があった。
じゃあ、外付けドライブをCドライブに張り付けちゃえばいいんじゃない?
皆さんも考えそうなことを九子も考えた。それをそのままサポートに伝えたら、
「どうぞどうぞそのやり方でおやりください!お勧めします!」という答え。
それなら、家族中の重要ファイルをCドライブに集めてバックアップさせちゃってもいいのだろうか?
ところがやってみると、なかなかそうそう簡単じゃなかった。
そもそもCドライブの空き容量は限られている。空き容量いっぱいにファイルが増えると、PCの動きが重く遅くなる。
このソフトにはもう一つのメリットがあって、普通のバックアップソフトは、Cドライブからあるファイルを消してしまうと、バックアップソフト上でもそのファイルは消えてしまうのだそうだが、このソフトではCドライブから消してしまったファイルも、いつまでも残す構造になっているのだそうだ。
だから安心して、バックアップが済んだらファイルを消してしまって構わないんですよという事らしい。
まあそう言われても、本当にしっかりと保存されているかの確証がいまいち無いので、九子は現在ファイルの中身やファイルのサイズをしっかりと確認している最中であります。
あともう一つこのソフトを選ぶ決め手になったのは、安全性というか、機密性だ。
Acronisは堅牢を誇るドイツのソフトだし、いかにも安全そうな気がしたが、こっちはどうだろう?
バックアップソフトの中には、自前のクラウドを持たずに、onedrive dropbpx, google driveなど外部大手のバックアップ先を使わせてることろもあるみたいだが、ちょっとそれだと心配だ。
AosBox cool にはビジネスプランもあるのだが、サポートさん曰く、機密性に関しては本質的に同じらしい。(ビジネスはプラス一段階の保護が出来るらしいが)
両方ともしっかりしていますよと言われたので、とりあえず安心した。
それにしても最高峰と謳われるAcronis True Imageにしても、AosBox coolにしても、ネット上の酷評はなぜなんだろう?
もちろんプロの方には辛口の批評があってしかるべきだけれど、そこまで言われるほどダメソフトだとは思わない。多くを望まない九子にはとても有難いソフトだと思う。
何がいいかって、ファイルを無くさないでため込んでてくれる。
九子はすぐに大切なファイルを無くす。あっと思った時には削除されてたというのは、それでもごみ箱から出てくる確率は高い。
でも上書きの場合はどうしようもない。
現在の標準設定では、機械が勝手に2時間おきにバックアップ作業をしてくれている。
だから、上書きしてしまっても、一個前のファイルが保存されている限り安心だ。
確かにこういう方式だと、ファイルが溜まりすぎてどのファイルを見ればいいのかわかり難いかもしれない。だけど、探せば必ずどこかにあるのだ!
coolという命名のもとになったのはコールドストレージ、つまり冷凍保存だ。
冷凍したものは解凍に時間がかかる。同様に良いことづくめのこのソフトだが、難点は復元に最低3~5時間。ことによると何日もかかることだ。
それにさっきも言った理由で、似たようなファイルが複数あった場合、4時間かかってやっと復元したと思ったら別のファイルだったというのではダメージが大きい。
そういう時には似たようなのを全部探して全部復元すればいいんじゃないのかな?
ただ、外付けドライブに同時にバックアップもできるから、頻繁に使う重要ファイルはそちらにも保存しておけば、すぐに使いたいときに使えると思う。
最後に、イメージバックアップの機能は無いので、必要な方は別に取っておくべし。
九子みたいに片付けるの大嫌いなずぼら人間には、「片付けなくて済む、探すの面倒でもどこかには必ずある」という状態は、我が家のありさまに限りなく似て、実に心地よいのである。(^^;;
AOSBOXcool、どうしても無くしたくない人生の思い出の大切な保管場所ですよ~。(^-^)