韓国ウツにはならなくて済みそう (^-^) [<九子の万華鏡>]
前回からつづく
坐禅(座禅)のブログに書いた通り、九子はこの頃ありとあらゆる日本と韓国の政治記事をネットで読み漁っている。読んでいないと不安になるからだ。
「〇〇していないと不安になる」「〇〇の事ばかり考えて他のことがおろそかになる」「わかっちゃいるけど○○の事を考えるのを止められない。」という症状はもう列記とした「うつ状態」だ!
九子もそれを自覚して、なるべく韓国関連の記事は読まないようにしてみたのだが、そこはそれ、意志薄弱の九子のこと!
一日たりともその目標を達成出来た試しがなかった。
その結果、日本に不利なニュースが流れる度に、悪いことばかりがよぎって不安になるのだ。
日本は少なくとも終戦後一度も戦争に巻き込まれなかった。戦後75年間、つまり少なくとも九子が生まれてから今までの間、日本はとても平和だったのだ。
その平和を脅かす存在が出て来た。中国でもロシアでも北朝鮮でもなく、なんとお隣の韓国だ。民主主義国家、資本主義。同じ側にいる国だとばかり思っていた韓国が、日本に牙を剥き、ありとあらゆる罵詈雑言を浴びせかけている。
その上「世界が韓国の味方」などという前回の記事を読めば、小心者の九子がうつ病になるくらい心配する気持ちもわかって頂けると思う。
もちろん日本に有利な事を書かれている記事に真っ先に目を通すが、韓国中央日報だとか、朝鮮日報だとか、保守系(つまり反文在寅ムンジェイン)と思われるものにも目を通す。もちろん必要とあらばリンク先も読むし、英文も読む。(今はgoogle翻訳という便利なものがあります。(^-^))
思えば韓国がGSOMIAを破棄したニュースが流れた頃、九子の心はにわかに明るくなった。
アメリカが韓国を信用しなくなるかもしれない。何より日本が言うことの方が正しいと、人々が理解してくれるかもしれない!
ところが文大統領の腹心の部下、しかも極め付きの反日と言われる曹国チェグク氏が、数々のスキャンダルをものともせず、文大統領の強い引き抜きにより法務大臣、ひいては次期大統領にもなろうというニュースで、九子の気持ちはまた不安でいっぱいになった。
グク氏の記者会見の映像をご覧になっただろうか?
女性好きする顔立ちのスリムで高身長の男性が穏やかな笑みを浮かべ、理知的に、理性的に紳士的に話す。
何より十時間以上に及ぶ追及をも耐え抜くその体力!
同じ表向きの穏やかな笑みでも、感情むき出しに語る文大統領などより、役者は一枚も二枚も上だと思わせる。
この人が次期大統領になるのか?と思うと、九子は不安で眠るに眠れない。
もちろん韓国にも少数派だろうが正しいことを言ってくれる人もいる。
https://thediplomat.com/2017/02/the-korea-japan-comfort-women-failure-a-question-of-history/
実はこの記事の筆者のJoseph Yiさんの他の論文には、九子が疑問に思ってたことが九子の求めていた結論で書かれていた。
つまり、韓国は慰安婦や徴用工をいつもドイツと比較する。
ドイツ人はきちんとした謝罪をしているのに、日本人はしない。
ドイツは賠償金もきちんと払っているのに、日本は賠償金も払わない。
ところがここへきて、ドイツが、同じようにポーランドに法外な賠償金を請求されている事がわかった。数週間ほど前の新聞に載っていた。ドイツも日本と同じように、賠償金はもう支払い済みであるから、これ以上払う意思はないと言った。
ほら、また、韓国は嘘を・・という話ではない。
実は現在はお金を出さなければ見られなくなってしまったこの論文に、
ユダヤ人の学者がこんなことを書いてくれていた。
「ヒットラーがした大虐殺と、日本人の慰安婦問題は同等に語られるべきではない。!」
そうなのだ。九子もずっとそれを思っていた。
殺人と強姦罪が同じ罪?同じ慰謝料なの?
論文なので、一定期間を過ぎるとお金を払わなければ読めなくなるらしい。そんなこと知らない九子は、one note にもevernoteにも貼り付けておかなかった。
あなたならまだタダで読めるから、Joseph Yiさんのためにも読んであげて欲しい。
ちなみに彼のFacebookでわかったのだが、彼は一連の日本寄りの記述のため、勤めていた大学を辞めさせられてしまった。
大丈夫なんだろうか?と、とても心配になったが、Facebookが更新されているらしいのでほっとした。
Colombia大学教授のキャロルグラッグ博士の論文も力強い。もしかしたら中庸寄りもやや日本寄りの見方かもしれない。日本人が読むとほっとする。
何よりこういう考え方を広めたいと思う。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/08/post-12719.php
この記事もお薦めだ!
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66656
だけどこのタイトルはダメだ。あまりの品のなさに、九子は読むのをためらった。でも考えてみると文大統領を伝える記事はどれもこんな感じなのだが・・。
でもこの記事は多くの日本人に読まれるべきだ。
橋爪大三郎という社会学者が「国際法のルール」を丁寧に解説してくれる。
国家の存在とは何か。それを承認するのは誰か。
国が守るべき物は何なのか。憲法と二国間の条約はどちらが重いのか。などなど。
そしてこれを読んでいると、やっぱり日本は正しいね!って嬉しくなるのだ。
でも最後に、慰安所に勤務していた92歳の男性の告白。
この文章には全てをひっくり返す迫力がある。
自分はもういつ死ぬかもしれない。今まで心の中深くに閉ざしてきたものを、
最後に表に出してみよう。
2014年の記事だから、この方はもう亡くなっていらっしゃるかもしれない。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-46370.html
この頃九子は、記事の出所を確かめるようになってしまった。
この胸を打つ記事を読んだ後でも。神奈川新聞って何系?朝日?
とか、余計なことを考える。(^^;;
と、ここまで書いて来て、はっと思いついたことがある。
私はなるべく右にも左にも偏らないように書きたいと思っている。
だから最後に老人の手記を載せた。
「中庸(ちゅうよう)を尊ぶべし!」(どちらにも偏らない真ん中がいいよ。)と、私はおじいちゃんやパパに教わった。
これって多くの日本人の考え方じゃないのかな?
その結果として、少なくとも数十年か前までは、「一億総中流」の平等な国が出来上がった。
ところが、韓国はどうだ!
保守と革新のあまりの違いよう!
貧富の格差や、受験戦争のものすごさ!
考えてみれば真ん中が無いんだよね?
すべては真ん中がすっぽり抜けているからそうなってしまったのではないだろうか?
それを生み出したのは、彼らの歩み寄れない熱情なのだろうか?
そう考えると・・・。
日本と韓国。わかりあうのは難しいなと思ってしまいました。
だって両極端の国と、真ん中だけの国。接点がないんだもの。