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番外編・・うつ病あれこれ・・その7 寝逃げが効かない [<番外 うつ病編>]

「寝逃げ」と言う言葉を最初に使ったのは、今は亡き南条あやさんらしい。
17才か18才の女の子が新語を作っってしまうとは、惜しむべき才能だ。

今ではすっかり定着して、ネット検索するとさまざまなサイトが出てくる。

表現として定着してる訳だから、言ってる事はみんな同じ。

つまりウツ状態にある人が、どうしても苦しくて居たたまれない時、睡眠薬の力を借りて、あるいは借りることなしに、眠ることによって辛さを回避しようとする行動だ。

リストカットやらOD(over dose 薬の過剰服用)などの癖がある人にとっては、中では一番害の少ない良法だろう。

元気な時は人一倍良く眠れ、かつ寝ることが大好きな私だが、(もちろん今でも眠れずに困るということは一度もないのだけれど(苦笑))、眠っても寝覚めが悪いのが不満だ。

今でも暇があると(暇がなくても)良く寝ている。
身体がやけに疲れるからという理由と、寝ているのが一番楽だからという理由と、ただただ寝ていたいという理由と、何かする気が起きないからという理由と、ごちゃまぜの結果、要は寝るのだ。

眠っても眠ってもまだ眠れる。
日曜日など、用事が無けりゃああらかた寝ている。

昔、森田療法という神経症を治す訓練法のことを書いた本の中に、最初の数日はただただ寝て過ごすというのがあった。

普通、元気な人なら一日寝てるっていうのは苦しくて出来ないはずだ。
怠け者の私であっても、半日もすると何かすることを見つけてしたくなる。

だから森田療法では、そうやってうつ病患者を、言葉は悪いが炙り出すらしい。(炙り出された者は、森田療法の適応除外者というわけだ。)

一日ただただ寝ていられる時は、人間健康ではないのだ。

寝逃げというのは、私の場合若い頃からの生活の知恵だった。
とにかく、気分転換なるものが下手!

気分が悪い時は、何をしても気分が良くなることは無い。
ただ一つ、寝てしまう事だけが究極の逃げ道だった。

寝て起きると、自然に嫌な気分も抜けていたのだ。

それが、その大事な寝逃げが効かない。
嫌な夢を見て、重苦しい気分で起きる。

もちろんそうでない時もあるのだが・・・。

それがわかっているのに、また性懲りも無く寝てしまうって一体どういうことだろう?(苦笑)

カテゴリー健康・メンタルヘルスから始めていらっしゃたお客様、どうもお越し頂き有難うございました。 いつも明るい「九子のダメ母の証(あかし)日記」を書いております九子ですが、体調不良のためお休みさせて頂いて、しばらくの間このカテゴリーで書かせて頂くつもりです。 以前の日記はほとんど全て、もしかしたらウツ状態にあるあなたがお読みになるには、明る過ぎて不適当だと思います。 本当に元気になられて、明るい話題が欲しくなった時に、覚えておいて読んで頂けたら嬉しいです。 あなたが一日も早く元気を取り戻されますように・・・・。
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