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番外編・・・うつ病あれこれ・・・その6 うつ病とノイローゼ(神経症) ② [<番外 うつ病編>]

岡田式静坐法を治療に取り入れていらっしゃる沼津の横山内科医院 横山慧吾先生との電話のやり取りの中で、こういう話が出た。

「あなたの場合、うつ状態がいつ始まっていつ終わったかがはっきりしているんだね。つまり、自分がいつもと違うのがわかるんだね。それなら、うつ病に間違い無いと思う・・・。」

私の場合は何月何日うつ状態が始まったかまでわかるが、そこまではっきりわからなくても、この頃からなんとなくおかしいとわかるのがどうやらうつ病の特徴らしい。

つまり、いつもの自分と違うというのが大きなポイントになると思う。

最初の先生から言われた神経症性うつ病というのは、抑うつ神経症とも言われ、憂鬱な気分から抜け出せなくて、長い場合は十数年以上も軽いうつ状態を続けるというものだが、これは性格に根ざすものがあるので、抗うつ薬が効き難い事があると言われる。

ただ、うつ病と神経症の見極めは軽症であればあるほど難しいと言われ、長引いて薬で治らないうつ状態を抑うつ神経症と片付けられることも多いということだ。

とにかく最初の先生に神経症性うつ病と言われてショックを受けた私は、本屋と言う本屋を探し回った。自分の症状はいったいなんなのか?

当時はうつ病という病気が世の中に認識されるはしりの頃だったと思う。
本屋の店頭にもその類の本が並びだしていた。

ある日M氏が一冊の本を買って来てくれた。
「九子の、これじゃないかと思うんだけど・・・。」
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それは講談社現代新書の笠原嘉先生著「軽症うつ病」だった。
読んでみたら、ほとんど全ての症状が自分にあてはまった。

それでも医者に言われた診断名を自分で覆すというのは、特にうつ状態にある時は難しい事で、にわかに信じ難かった。

最初の医者がくれた薬が一向に効かなかったのも大きな原因だ。
坑うつ薬が効きだして始めて、自分がうつ病という病気だったのだと納得することが出来た。

ただ、前に言った通りうつ病も何も今は軽症化していて、神経症や他の病気との見極めが付き難いと言われている。

本やネットの知識に惑わされないで、自分一人で悩んでいないで、しっかり医者に行く事が肝心であると思う。

カテゴリー健康・メンタルヘルスから始めていらっしゃたお客様、どうもお越し頂き有難うございました。 いつも明るい「九子のダメ母の証(あかし)日記」を書いております九子ですが、体調不良のためお休みさせて頂いて、しばらくの間このカテゴリーで書かせて頂くつもりです。 以前の日記はほとんど全て、もしかしたらウツ状態にあるあなたがお読みになるには、明る過ぎて不適当だと思います。 本当に元気になられて、明るい話題が欲しくなった時に、覚えておいて読んで頂けたら嬉しいです。 あなたが一日も早く元気を取り戻されますように・・・・。
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