毎日かあさん・・・・表現の自由の問題 [<九子の万華鏡>]
少し前のYahooニュースで、「毎日かあさん」というマンガを連載している西原理恵子(さいばらりえこ)氏が、表現の自由をめぐって武蔵野市と対立しているという報道を知った。
8月末の記事らしく、今は有料記事になってしまっているので細かい点は違っているかもしれないが、要するに彼女が書いたマンガが、彼女の子供が通っている武蔵野市の学校の特定のクラスを題材にしており、特に彼女の子供を含めた5人の「悪がき」が中心人物に設定されているらしい。
そこで御多聞にもれず、クラスのPTAから学校に苦情が行って、ネタにするのを止めろ、止めないの論争になっているのだという。
☆まさかと思って「毎日かあさん」をキーワードにマイぷれす内を検索してみましたら、「しまちゃんの★ど疲れな日々」と「アカルイせいかつ」というそれぞれに魅力的なブログに出会う事が出来ました。 今回はより詳しく説明されている「しまちゃん」さんの方にトラックバックさせて頂きます。
うう~ん。
これはゆゆしき事である。
とても対岸の火事とのんびりと構えて居る訳にはいかない。
九子も子供達の通う学校の事、たしかにネタにした。
いや、今も現在進行形でネタにしつつある。
(まあいい訳させてもらえば、昔の話が多いけど・・・(^^;)
うんにゃ!違った!
ほっかほかの活きのいいのを日記にして、その上学校の先生に「読んでくださいね。( ^-^)」と見せた事もある。
我ながら愚かな話である。
日記の内容を吟味してから、吹聴すべきであった。
良い事書いた時に見せれば喜ばれるけど、悪い事書いた時見せてどなんすんねん!
当然その後先生からは、なしのつぶてである。(^^;
どうも九子は人に最大限気を遣っているように見えて、実は、性格が災いしてどこかぬけてるとこがある。
ずっと昔にも男性薬剤師諸氏に「読んでくださいね。」と紹介した日記が、実は彼らの自尊心をいたく傷つける結果になってしまい、弁明これ努めたが・・・・。
今でも嫌われてるんじゃないかなあ。(^^;
(もちろんリンクなど致しません。どの日記か興味のある方は、どうぞご自分で見つけてください。)
まあこういうのはもってのほかだろうけれど、面白いと話題になって賞までもらった作品の場合、作者は何も受けを狙って大いに脚色した訳ではあるまい。
子供のクラスで起こるさまざまなことが、彼女の目を通してとても面白く映った。
その面白さを彼女なりの手法で、より多くの人に伝えたかったというのが彼女の本音だと思う。
作品を読んでいないので良くわからないけれど、このぎすぎすとした世の中で、マンガであれテレビであれ、笑いを提供すると言う事は必ずや人々の癒しになる。
いつだったか三男Yが言っていた。
「オレ、この頃笑ってないなあ。そのせいかなんか変な気分なんだよね。」
そして彼は、お笑い系番組をはしごしまくってはお昼寝する夏休みを送っていた。(^^;
学習障害のYまでもが、笑いに飢えている時代である。
西原理恵子氏が、自分のマンガを読むことでみんなに元気になってもらいたいと考えたとしても、それは全く落ち度の無いことであると思う。
本来の状況はどうあれ、彼女がその状況を面白いと思ったこと、そしてそれを彼女独特のやり方で伝えようとしたことは、あくまでも彼女の主観の部分である。
その時点で、もうこれは事実に基づいたフィクションなのである。
事実ではないと言う事を前提に、読まれるべきものなのである。
ただし匿名性の問題というのはまた別物であるようだ。
先日も「行列の出来る法律相談所」を見ていたら、コンビニで危ういところを助けてくれたオタク青年と付き合っていたら、彼に自分の本名(美樹)を使ってブログを書かれて、リアルタイムでプライベートを暴露されたので彼を訴えられるか?という問題が出てきた。
長野の名門N高校出身の北村弁護士が、「周りの人が見れば彼女だとすぐに特定できるから、これは当然名誉毀損で訴えられる。」と主張。
確か丸山弁護士が同調して、勝算は半々だったのかな?
そう。「周りの人」、これが問題だ。
確かに武蔵野市のその学校の方、特にそのクラスの方が読めば、この人物が誰であるのか特定出来てしまうだろう。
プログが問題になったのは、本名を使ったこともさることながら、女性である彼女の肉体的欠点や行動の逐一を暴き出して、公に曝し続けたという点にあった。いわゆる名誉毀損である。
「毎日かあさん」はどうだったのだろう?
「毎日ネット」で週代わりで見ることの出来る一話一話はたわいない話ばかりで、誰かを傷つける内容の様には決して思われないのであるが・・・。
ただし、自分には相手を傷つける意思はまったくないのに、結果的に相手が傷つけられたと思えば、それは相手にとって攻撃であり、法的手段を用いてでも反撃したい材料になる。
そこのところをうまい具合に取り持つのが、ひょっとしたら日頃のおつきあいであり、日々のコミュニケーションであるかもしれない。
そういう些細だけれども重要な部分が足りなかったりすると、とかく小さな事が大きな論争の種になる。
「ごめんなさいね。あのマンガの子、あなたのお子さんに似てしまって・・。悪く思わないでね。今度はもっとハンサムに書くからね。(^^;」とか・・・。
日本はまだアメリカみたいな訴訟社会ではないのだから、西原氏からのそういう言葉がけ一つで、あるいは済んだ問題ではなかったのかと、残念に思ったりする。
・・・・って、人の事あれこれ言ってる場合かな?
つきあい下手の九子さん!
貴女の足元は大丈夫ですか?(^^;
8月末の記事らしく、今は有料記事になってしまっているので細かい点は違っているかもしれないが、要するに彼女が書いたマンガが、彼女の子供が通っている武蔵野市の学校の特定のクラスを題材にしており、特に彼女の子供を含めた5人の「悪がき」が中心人物に設定されているらしい。
そこで御多聞にもれず、クラスのPTAから学校に苦情が行って、ネタにするのを止めろ、止めないの論争になっているのだという。
☆まさかと思って「毎日かあさん」をキーワードにマイぷれす内を検索してみましたら、「しまちゃんの★ど疲れな日々」と「アカルイせいかつ」というそれぞれに魅力的なブログに出会う事が出来ました。 今回はより詳しく説明されている「しまちゃん」さんの方にトラックバックさせて頂きます。
うう~ん。
これはゆゆしき事である。
とても対岸の火事とのんびりと構えて居る訳にはいかない。
九子も子供達の通う学校の事、たしかにネタにした。
いや、今も現在進行形でネタにしつつある。
(まあいい訳させてもらえば、昔の話が多いけど・・・(^^;)
うんにゃ!違った!
ほっかほかの活きのいいのを日記にして、その上学校の先生に「読んでくださいね。( ^-^)」と見せた事もある。
我ながら愚かな話である。
日記の内容を吟味してから、吹聴すべきであった。
良い事書いた時に見せれば喜ばれるけど、悪い事書いた時見せてどなんすんねん!
当然その後先生からは、なしのつぶてである。(^^;
どうも九子は人に最大限気を遣っているように見えて、実は、性格が災いしてどこかぬけてるとこがある。
ずっと昔にも男性薬剤師諸氏に「読んでくださいね。」と紹介した日記が、実は彼らの自尊心をいたく傷つける結果になってしまい、弁明これ努めたが・・・・。
今でも嫌われてるんじゃないかなあ。(^^;
(もちろんリンクなど致しません。どの日記か興味のある方は、どうぞご自分で見つけてください。)
まあこういうのはもってのほかだろうけれど、面白いと話題になって賞までもらった作品の場合、作者は何も受けを狙って大いに脚色した訳ではあるまい。
子供のクラスで起こるさまざまなことが、彼女の目を通してとても面白く映った。
その面白さを彼女なりの手法で、より多くの人に伝えたかったというのが彼女の本音だと思う。
作品を読んでいないので良くわからないけれど、このぎすぎすとした世の中で、マンガであれテレビであれ、笑いを提供すると言う事は必ずや人々の癒しになる。
いつだったか三男Yが言っていた。
「オレ、この頃笑ってないなあ。そのせいかなんか変な気分なんだよね。」
そして彼は、お笑い系番組をはしごしまくってはお昼寝する夏休みを送っていた。(^^;
学習障害のYまでもが、笑いに飢えている時代である。
西原理恵子氏が、自分のマンガを読むことでみんなに元気になってもらいたいと考えたとしても、それは全く落ち度の無いことであると思う。
本来の状況はどうあれ、彼女がその状況を面白いと思ったこと、そしてそれを彼女独特のやり方で伝えようとしたことは、あくまでも彼女の主観の部分である。
その時点で、もうこれは事実に基づいたフィクションなのである。
事実ではないと言う事を前提に、読まれるべきものなのである。
ただし匿名性の問題というのはまた別物であるようだ。
先日も「行列の出来る法律相談所」を見ていたら、コンビニで危ういところを助けてくれたオタク青年と付き合っていたら、彼に自分の本名(美樹)を使ってブログを書かれて、リアルタイムでプライベートを暴露されたので彼を訴えられるか?という問題が出てきた。
長野の名門N高校出身の北村弁護士が、「周りの人が見れば彼女だとすぐに特定できるから、これは当然名誉毀損で訴えられる。」と主張。
確か丸山弁護士が同調して、勝算は半々だったのかな?
そう。「周りの人」、これが問題だ。
確かに武蔵野市のその学校の方、特にそのクラスの方が読めば、この人物が誰であるのか特定出来てしまうだろう。
プログが問題になったのは、本名を使ったこともさることながら、女性である彼女の肉体的欠点や行動の逐一を暴き出して、公に曝し続けたという点にあった。いわゆる名誉毀損である。
「毎日かあさん」はどうだったのだろう?
「毎日ネット」で週代わりで見ることの出来る一話一話はたわいない話ばかりで、誰かを傷つける内容の様には決して思われないのであるが・・・。
ただし、自分には相手を傷つける意思はまったくないのに、結果的に相手が傷つけられたと思えば、それは相手にとって攻撃であり、法的手段を用いてでも反撃したい材料になる。
そこのところをうまい具合に取り持つのが、ひょっとしたら日頃のおつきあいであり、日々のコミュニケーションであるかもしれない。
そういう些細だけれども重要な部分が足りなかったりすると、とかく小さな事が大きな論争の種になる。
「ごめんなさいね。あのマンガの子、あなたのお子さんに似てしまって・・。悪く思わないでね。今度はもっとハンサムに書くからね。(^^;」とか・・・。
日本はまだアメリカみたいな訴訟社会ではないのだから、西原氏からのそういう言葉がけ一つで、あるいは済んだ問題ではなかったのかと、残念に思ったりする。
・・・・って、人の事あれこれ言ってる場合かな?
つきあい下手の九子さん!
貴女の足元は大丈夫ですか?(^^;
[何でも訴えるぞ!の世の中]
九子さん 先日は失礼致しました。
今の世の中、訴えることがブーム?になってます。実は私だって訴えたいことがあるので、坐禅してるんです。
とらわれない、とらわれない・・って我慢するために。
今の職場っておかしいのだ。(今は違うそうだが)理念と実際が違う。それも家の問題にまで侵入してくる。
プライバシーの侵害罪、職場の安全配慮義務違反、侮辱罪、上司のパワーハラスメント・・・
頭がおかしくなって今の病気になってしまった。どうしてこの商売で病気になるのか?普通、病気が治る方に軍配が上がるはずなのに・・・私が犠牲者になって職場も考え直したらしいが・・?
これが仕事の裏表、暴露すればそれこそ私が名誉毀損罪で訴えられてしまいます。
だから涅槃の境地こそいいですね。座ってるととらわれが消えていく・・・
この前、映画を観ました。「ぎばちゃん」の映画です。トリビアの司会やってる人も出演してます。ぎばちゃんを弁護しようとしてしゃべると、立て続けに「それは○○罪」って出て来るんです。
これじゃー法律で自由が奪われちゃうなって思いました。人権擁護法案も言論の自由、報道の自由も制限されちゃうそうですが、詳しく知りませんけど、郵政民営化問題にながれてしまいました。
「法」も「仏法」なら幸せに解決出来そうですね。
by 近くの住人 (2005-09-07 20:10)
[はじめまして]
コメントありがとうございました。
充実した運営なさってますね。
サボりミエミエの私はお恥ずかしい限りです。
それにしても5人のお子様とはにぎやかで楽しそうですね。
うちも4人ですが、にぎやかには自信があります。
ただ、夫婦共に年寄りっ子で
祖父祖母を知らない子ばかりがかわいそうです。
これからもどうぞよろしく。
by おくら (2005-09-08 19:11)
[近くの住人さん!]
あなたの苦悩を良く知る私には、本当に言葉もありません。
>私が犠牲者になって職場も考え直したらしいが・・?
本当にそうなってくれる事を心から望みます。
理念がある。理想がある。
でも、それだけじゃ食べていけない。
食べるためにどこまで現実を受け入れるのか・・・。
近くの住人さんならずとも、病気になっちゃいますよね。
>座ってるととらわれが消えていく・・・
私もだいぶさぼっているので、大きな顔して言えないとこが辛いですが(^^;、本当に嫌な事があった時は坐禅に限ります。
またお寺でお会いしましょう。( ^-^)
by 九子 (2005-09-08 19:46)
[おくらさん、いらっしゃい!]
お恥ずかしいなんてとんでもない!
たぶん4人のお子さんを一人で育てられたおくらさんを心底尊敬しています。私の場合は出来すぎ母が7私が3くらいなもんですから・・。(^^;
にぎやか!それも素晴らしい!
我が家は良く言われましたが、男の子たちが結構おとなしかったらしいです。上3人が男なのですが、「障子もふすまもそのまんまなんて、ありえない!」と言われました。
だからあんまり苦労はしていないのです。(^^;
おじいちゃんおばあちゃんは、たしかに居てくれた方が有難い気がしますが、それはそれで家族の絆がしっかりとしていらっしゃって、素晴らしいご家族ではないですか!
子供は若いうち・・とか、小学生のダイエットとか、ざっと見せて頂いただけですが、共感するところが多そうです。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。( ^-^)
by 九子 (2005-09-08 20:01)