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無理せず、頑張らず・・・ [<番外 うつ病編>]

今日は昨日の続き。
本日の九子は少々暗~いトーンで行くことになる。

昨日の日記の最後に、「無理せず、頑張らず・・・」と書いた。
無理せず頑張らず・・・。そう、もうみんな誰もが知ってるうつ病の心得である。

九子は若い頃から1年に一度位、数ヶ月に及んで元気がなくなることがあった。しかしそれが病的なものであるという認識もないまま、ウン十年余りを過ごしてしまった。うかつな話である。

それに気がついたのは7年前位だったろうか、2年半の間に、5ヶ月続くウツ状態を4回も繰り返してしまった。さすがに辛くて病院へ行った。まあ、その間の事情はHPの「朝原九子の証言」に詳しいが、とにかく、めでたく「軽いけれども繰り返しやすいうつ病」との診断を頂いた。大学生の長男Rだけには病気の事を話してある。最初のウツ状態が多分18才頃だったから、彼が万が一ウツ状態に襲われたとき、母親の話をしておけば、何がしかの役に立つと思ったからである。

いずれにせよ、家族が九子に優しいのは、多分この病気のせいもあるのだと思う。

うつ病?九子さんが?信じられない・・。今の九子の、のうのうと暮らす様を見て知っている人は、多分そう言うだろう。

ここで少し知ったかぶりをして講釈すると、うつ病と言うのは、誰もがなる可能性があり、突然起こり、本来放っておいても自然に治る病気であります。治った後は、また元と全く同じ人間に戻れます。てんかんとか、統合失調症とか他の精神疾患との最大の違いかもしれません。もちろん最悪の場合自殺の可能性が高い危険な病気でもあるので、もちろん医者は誰も放ってなどおかず、必ず薬をくれます。そしてまた、大変薬が効く病気でもあるのです。

最近では高島 忠夫、竹脇 無我、小川 宏に 木の実 ナナさん、自分はうつ病だったと告白して生きる人々、多くなりましたね。昔、心の病は、隠れて病院へ行くような恥ずかしい病気というイメージありましたが、事うつ病に限っては、もうすっかり皆が知っているありふれた病気になりました。そして、うつ病になる人は頑張り屋で真面目な「良い人」であるというお墨付きまで頂けるようになりました。

えっへん。わかりましたか?九子はうつ病持ちである。うつ病持ちは、真面目で頑張り屋の良い人である。つまり、九子は、真面目で頑張りやの良い人なのである。(^^;

そしてお医者さんが口を揃えておっしゃるのが、「無理せず、頑張らず」というキャッチフレーズ。

それを逆手にとってぐうたらしてる人、どっかにいませんか?(^^;


だが、基本的に九子は、父に言わせると「お前は嫁に出すつもりで育てた娘ではない。」そうなのだ。これを最初に言われた適齢期の頃、さすがにくじけましたね。(^^;
(そんな娘をもらってくれた、どっかのMの付くお人良しには、毎日足を向けて眠れないのです。じ~ん。)

だから家族が九子に何も言わない本当のところは、「娘を無理させると病気が出るので、好きなだけぐうたらさせておいてやろう。」という親心・・と、九子は勝手に解釈しているのだけれど、もしかして本当のところは・・・。

わがまま娘に逆らったら後が怖いので、みんな腫れ物に触るようにそっとしておいてくれてるってことなのかも・・・・ね。(^^;
タグ:うつ病
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